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2009年05月11日

【小室哲哉被告】詐欺罪で執行猶予付き有罪判決 大阪地裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000514-san-soci

弁護士の立場からすると、「執行猶予でよかったね。」というのが正直な感想。
被害弁償までして、検察官の求刑が「執行猶予を付けるな!!」という意思の表れである、懲役5年。
おそらく、判決言い渡しまで、本人も含め、弁護人も冷や冷やしていたことだろう。
「被害弁償ができれば、執行猶予」というセオリーが崩れてしまうと、我々弁護士は、刑事事件を非常にやりにくくなってしまう。
ある意味、セオリーどおりで良かった・・・というのが、弁護士としての感想。

ただ、色々と問題はある。

検察官の指摘によると、小室さんには、17億円の借金があるという。
お金がなくて、こんな犯罪を犯したにもかかわらず、エイベックスの社長が、保釈金も示談金も肩代わりをしたという。
まぁ、小室さんのおかげで相当儲けさせてもらったということもあるのだろうが、もし、小室さんに返してもらうことを前提に貸したというのでなければ、ただただ彼を甘えさせてしまうだけではなかろうか。

彼の人生をリセットするのであれば、また、真剣に反省して更生したいというのであれば、むしろ、お金がないことを正直に申し上げた上で被害者に謝罪をし、思い切って自己破産をした上で、刑務所に服役すべきではなかったかとも思う。

私自身、刑事弁護もよく手がけるが、「地獄の沙汰も金次第」というところは、確かに刑事弁護においてもある。示談金を出すことを手伝ってくれる人、弁護士費用を出してくれる人、こういう人がいる被疑者、被告人は、限りなく服役しないで済む。
刑事弁護をやっていて、悩ましいところではある。小室さんの事件は、その最たるものではなかろうか。

とはいえ、目の前に被疑者・被告人がいて、情が通ってくると、「何とかしてここから出してあげたい・・・」と思ってしまうのも確かである。

要は、執行猶予で外に出してあげた上で、どう更生するかが問題。「また、捕まりました!」が、我々弁護士には一番きつい。
小室さんの今後を、見守っていきたいですね。頑張ってください。

投稿者 ono : 2009年05月11日 11:21

コメント

小室さんもある意味「バブルの被害者」なんですよね
一時は100億近い資産があったはずなのに
落ち目になってそれを切り売りしているうちにスッカラカンになってしまった

松浦氏(エイベックスの社長)は「儲けさせてもらった代償」の裏で
小室さんに貸しを作ったような感じにみえるのはわたしだけでしょうか?

勢いがあったころついた「変な虫」が
再びまとわりついてこなければいいのですけどね

投稿者 希美 : 2009年05月11日 12:55

>希美さん

コメントありがとうございます。
まぁ、今更貸しを作って、リターンが望めるのか・・・というのが私の感想ではあるのですが・・・。

投稿者 小野 : 2009年05月11日 14:42

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