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2005年02月08日
携帯のワンクリック詐欺について
最近、携帯のワンクリック詐欺についての相談が非常に多いので、まとめてコメントしておきます。
「民法699条にて訴訟しました。裁判所より訴状、呼出状が届きます。記載日に裁判所へ出廷下さい」とか、「最終警告」といって「○○の口座までまで振り込め」とか、「料金回収部より電話番号を元に弁護士より携帯電話会社へ契約者情報開示依頼・所在調査のうえ、内示請求証明等を利用した直接ご請求法へと変更させていただきます」などと言った脅迫的な内容で、メールや電話が来ることがあります。
絶対に取り合わないでください。相手は、こちらの住所も名前も分からずに、闇雲に請求してきます。メールの場合は、絶対に返信しないで、受信拒否の設定をしてください。
電話の場合は、最初は相手が誰かわかりませんので出てしまうと思いますが、「そんな事実はない」と突っぱねてください。相手は、急に怒鳴り声を上げて脅してきますが、勇気を持って電話を「ガシャッ」と切ってしまいましょう。すぐさま、また、かかってくるかも知れませんが、絶対に出ないことです。後は、着信拒否の設定をしてしまいましょう。
そもそも、こんな事件に手を貸す弁護士などはおりません。法的に見れば、仮にクリックをしてそのサイトに到達したとしても、それで会員登録されて料金が発生するなどということはあり得ないことなのです。
最近、「無視をしろ」というアドバイスに忠実に従いすぎることを利用して、本当に少額訴訟や支払督促などの裁判を起こす業者が増えているとのことです。確かに、こんな裁判手続を利用されてしまい、裁判所からの呼出を無視すると、欠席判決を取られて、負けてしまうことがあります。しかし、裁判所からの呼出に応じる限り、相手に勝ち目にありません。従って、裁判所からの正式な書類を受けとったときに、初めて弁護士のところに走り、対処してもらうことが必要になります。
相手は、特に携帯でそういうサイトへ行っていなくても、メールなり電話なりをしてきます。例えば、携帯の特定の機種を購入した人間のリストなどをもとに、「お宅さんがお持ちのFOMA○○○○の機種についてのことですが・・・」などと始まり、「1月の中旬くらいに、アダルトサイトを見ませんでしたか。」などとカマをかけ、「知らない」というと、逆上して怒鳴りまくるなどという手口があります。
これは、今日、私が実際に電話で受けた内容です。
「電話する相手をよく調べてからかけなさい」と一言残して「ガシャッ」と切ったら、すぐさま電話がかかってきました。もちろん出ませんでしたが、その後は今のところかかってきません。
私の場合は、仕事柄まったくびびることはありませんでしたが、「これは素人だったら、びびるだろうなぁ」という位の凄い脅しようでした。全く、あほらしい限りです。
もう一度言います。裁判所から、正式な書類がくるまでは、一切無視です。正式な書類は、葉書などではきませんし、封書でも普通郵便では来ません。正式な書類かどうかの一つのメルクマールにしてみてください。
投稿者 ono : 2005年02月08日 16:38