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2004年07月29日

戦争経験者との価値観の違い

昨日、妻と話しをしていたところ、戦争を経験している方の価値観は厳しいし、見習わなければいけない・・・というような話になった。

私の周りに戦争経験者は殆どいないが、大学時代に韓国の留学生と同じゼミ員になったことがあり、彼は徴兵経験者だった。
「日本の学生は、遊んでいるようなものだし、価値観がとても甘い。私は徴兵を経験してから日本に来たので、つくづくそう思う。」などと言っていたが、徴兵制のない日本で生まれ育った私としては、今ひとつピンと来ない。そして、面白い話を思い出した。
私が受験生時代に、戦中に司法試験(当時は、高等文官司法科試験)に合格し、裁判官を経験した後、学者になった先生から話を聞いたことがあった。
彼が言うには、「当時は学徒動員の時期で、司法試験に受かれば戦地へ兵隊としていくことはないが、受からなければいつ動員されて、戦地へ赴かなければならないかわからない。戦地へ行けば間違いなく死ぬわけだから、私たちは命がけで勉強したんだ。どうも君たちを見ていると気迫が足りない。」だそうだ。

一緒にされてもなぁと思いつつ、また、そういう状況のない現在において如何に自分を追いつめていくかの難しさを感じたものだった。

時代の違いを無視して、当時の価値観を現在の私たちに押しつけられるのは腹が立つが、そういう時代を生き抜いてきたということに対しては、素直に尊敬する。

再び、そんな時代に戻らないことを祈るばかりである。

投稿者 ono : 23:14

2004年07月26日

ギタリスト 村治佳織

結婚後に、約2年ほど、ギターの師匠(鈴木豊先生)についてギターを習ったことがある。その時は、ギターの魅力にはまり込み、今まで殆ど聞かなかったギター曲のCDを買い漁ったものだ。
手先の器用な日本人は、ギターが得意なようで、邦人ギタリストにもそうそうたるメンバーがいることがよくわかる。最近では、木村大くんの超絶技巧ぶりが話題を呼んでいる。

そんな中、村治佳織さんのギターは、とても好感が持てる。
私がまだ司法試験の受験生をしていたときに、彼女がデビューし、可愛らしいギタリスト現ると言った感じで、どちらかというとビジュアル系的な扱いをされていたように思う。一度チケットをとったが、模擬試験と重なり行けなかった記憶がよみがえる。
彼女のギターは、とてもみずみずしく、さわやかで、かつ、上手い。何枚か買って聴いているうちにすっかり虜になってしまい、今はほぼすべてのCDを買って愛聴している。

そんな彼女が、いよいよ世界の一流レーベル「デッカ」から世界デビューした。Transformations というタイトル。そのタイトルの意味するところは、「日本の村治から、世界のMurajiへ」、と言ったところだろうが、我々ギターファンであり、村治ファンからすれば、イチローや松井のメジャー移籍と同じくらい感動的で、かつ、喜ばしい。

彼女の今後の活躍をますます祈るばかりである。

<関連記事>
http://www.universal-music.co.jp/classics/kaori_muraji/discography.html

投稿者 ono : 23:12

2004年07月22日

カルロス・クライバー逝去

クライバーが亡くなった。
実に残念なニュースである。
彼ほど、僕の心を捉えて離さなかった指揮者は、他にはテンシュテットをおいていない。
クライバーのベートーベン(5番、7番)のグラモフォンから出ているレコードに嵌って以来、今日に至るまで、彼の正規盤はもちろんのこと、海賊盤も探し回っては買い漁ったものだ。
彼の映像を見て惚れ惚れし、演奏を聴いて惚れ惚れし、我が青春の一ページを間違いなく彼の音楽は占めている。
彼の紡ぎ出す音楽の心地よさ、興奮、聞き終わった後の爽快感、どれをとっても天才だった。
一度生で聴きたかったが、適わなかった。
今日は、クライバーの音楽を聴きながら、お通夜をしよう。
合掌。

<関連記事>
http://www.asahi.com/culture/update/0720/004.html

投稿者 ono : 23:08

2004年07月13日

民主党圧勝!

別に、民主党が好きという訳ではない。
別に、自民党が嫌いという訳ではない。
でも、民主党圧勝のニュース、なかなか感動的だった。
鳩山初代代表が、2大政党政治を標榜して、かれこれ何年になるだろうか。
自民党の一党独裁には、私も反対だ。そういう意味では、日本新党が政権を取ったときには、なかなか感動した。でも、あっという間に消えてしまった。

民主党は、なかなか頑張っている。負けても負けても、解散することなく、ついに一党で最大議席をとった。小泉さんのパフォーマンスにも負けずに。2大政党政治実現の日も近いかも知れない・・・

自民党と民主党の2大政党政治にどこまで期待できるかは未知数であるが、一党独裁よりはマシだと思う。
民主党圧勝のニュースをみて、鳩山さんはさぞかし、感無量だろうなぁと、なぜか私まで感動してしまった。

投稿者 ono : 23:07

2004年07月08日

選挙前

世の中、良い話しが急に出回り始めた。

曽我さんがインドネシアで家族と再会できることになったり、両親を亡くして日本人と結婚したおばあちゃんを頼って来日したタイ人の女の子がタイに帰らなくても、永住できそうな雰囲気になってきたり、「人道的な配慮」が目立つ。


「法律」は、人道的というところとは趣が異なるので、裁量の幅が大きい「行政」の分野では、鶴の一声でこのような配慮ができて、うらやましくもある。
これは、愚痴であるが・・・

ともあれ、このような「人道的な配慮」が目立つというのは、実に素晴らしいことである。
願わくば、このような良い話しは、選挙前だけでなく、いつでも聞きたい話である。

投稿者 ono : 23:05